专利摘要:

公开号:WO1986002980A1
申请号:PCT/JP1985/000618
申请日:1985-11-06
公开日:1986-05-22
发明作者:Hisaya Watanabe
申请人:Showa Denko Kabushiki Kaisha;Watanabe, Hiroaki;
IPC主号:F16B37-00
专利说明:
[0001] 明 細 害 ゆるみ止め付ネジ 発明の背景
[0002] 本発明は、 ゆるみ止め付ネジに係り、 更に詳しく は振動、 衝撃などによるネジのゆるみを未然に防止するのみならず、 従来行なわれているバッキン、 スプリ ングヮ ッ シャ揷入、 ゆ るみ防止用接着剤注入などの作業を不要として工程の短縮化 を計ると同時に、 使用する部品の節減をも実現することがで きるゆるみ止め付ネジに関する。
[0003] 従来のネジは、 例えば第 1図 ( A ) の断面図に示す如く ボ ルト 1及びナ ッ ト 2 により被固定物、 例えば板 3をバッキン 又はスプリ ングヮ ッ シャ 4などを介して締めつけて、' ゆるみ を.防止するものであり、 更に完全な固定を図る手段としてボ ル ト 1 ,及びナツ ト 2 の嵌合部 5 へ接着剤を注入する方法も行 なわれている (なお、 第 1図 ( B ) の断面図は、 うめ込みボ ル トの一例を示す) 。
[0004] しかしながら、 かかる従来方法では、 スプリ ングヮ ッ シャ 4や接着剤という別の材料を必要とし、 かつスプリ ングヮ ッ シャ 4を装着したり、 接着剤を注入したりするェ樺を必要と し、 さらには接着剤が経時変化によって、 その接着力が低下 することは必至である。 また、 ネジの晚着を複数回行なう こ とが必要な場合には接着剤は使用することができず、 更にス プリ ングヮ ッ シ ャ 4は繰返し使用でその機能が低下したり、 摩耗したりすることは避けられない。 このような問題は、 ネ ジの材質が異種物質の場合には特に著し く なる。 発明の要旨
[0005] 従って、 本発明は前記したネジのゆるみを防止すると共に スプリ ングヮ ッ シャ 4や接着剤の使用を不要としたゆるみ止 め付ネジを提供することを目的とする。
[0006] 即ち、 本発明に従えば、 合成樹脂製雌ネジと金属製雄ネジ、 又は合成樹脂製雌ネジと合成樹脂製雄ネジの嵌合に際し、 雌 ネジの中心に、 二重筒状のボス部が形成されており、 雄ネジ は、 該内側ボス部に嵌合するよう構成し、 かつ、 ネジのしめ つけの最終段階において該内側ボス部の終端が雄ネジのフラ ンジ部又-は被固定物によって押圧されることにより、 雌ネジ の材料である合成樹脂の弾力性のため、 ボスのネジ部が多少 変形し、 該雄ネジの軸を直角方向に圧迫するよう構成し こ . とを特徴とするゆるみ止め付ネジが提供される'。
[0007] 図面の説明
[0008] 次に図面に基づき、 本発明を詳細に説明する。
[0009] 第 1図 (A ) 及び ( B ) は、 前述の如く 、 従来のネジ止め 方法を示す断面図であり、
[0010] 第 2図 (A ) 及び ( B ) 並びに第 3図 (A ) 及び ( B ) は、 本発明の実施例を示す断面図である。 第 2図 (A ) 及び ( B ) は貫通形ナッ ト及びボル トによるネジ構成を示し、 第 3図
[0011] ( A ) 及び ( B ) はうめ込み形ボル ト及びナツ トによるネジ 構成を示す。
[0012] 堯明の好ましい態様の説明
[0013] 先ず、 第 2図 (A ) 及び (B ) を参照して本発明に従った ゆるみ止め付ネジの実施例 1を説明する。
[0014] 第 2図 (A ) は、 金属製又は合成樹脂製雄ネジ (以下、 ボ ジレ トという) 1 と、 これに嵌合する、 合成樹脂製雌ネジ (以 P85/00 18
[0015] 下、 ナ ッ トという) 2及び被固定物 3 より構成されるネジを 示している。
[0016] ナツ ト 2 は中心のネジ嵌合部 5を持った二重简伏のボス部
[0017] 7を有し、 ボス部 7 とナツ ト本体の間には溝 6が設けられて いる。
[0018] 第 2図 ( B ) はナツ トの詳細を示しており、 二重简ボスの 鳙部 8 のネジ繡からの厚み L 2 とナツ ト本体の端面 8 ' のネ ジ *からの厚み L i との関係が L 2 > L 1 となるよう構成す る。
[0019] このように構成したネジを使用した場合には、 ネジのしめ つけの最終段階において、 まず嬸面 8が被固定物 3 に接触し 更にしめつけを続行すると、 被固定物 3 により二重筒ボス部
[0020] 7全体が圧迫され、 このため溝 6側及びネジ嵌合部 5側へ膨 張変形し、 最終的にはナッ ト 1及び被面定物 3をしめつける こととなり、 合成樹脂の弾力性のため、 ネジのゆるみを防止 する働きをするものである。
[0021] 次に第 3図 (A ) 及び ( B ) を参照して本発明に従ったゆ るみ止め付ネジの実施例 2を説明する。
[0022] 第 3図 ( A ) は金属製又は合成樹脂製ボル ト 1 とこれに嵌 合する合成樹脂製ナ ツ ト 2及び被固定物 3 より構成されるう め込み形ネジを示している。 ナ ツ ト 2 は前述した実施例 1 と 同様に中心のネジ嵌合部 5を持った二重筒伏のボス部 7を有 し、 ボス部 7 とナ ツ ト本体の間には溝 6が設けられている。
[0023] 第 3図 ( B ) はうめ込み形ナ ツ トの詳細を示しており、 二重 筒ボス部 7 の嬸面 8及びナッ ト本体の缩面 8 ' との関係は、 前述した実施例 1 の場合と同様、 L 2 > L i となるよう構成 する。 このように構成することにより、 実施例 1 のネジの場 合と全く同じゆるみ防止効果を持つことになる。
[0024] なお、 うめ込みネジの場合、 被固定物 3が無いことがある が、 このときは、 ゆるみ防止に一層の効果を持たせるために、 ナツ トの最奥部に凸部 9を設け、 一方ボル ト 1 の先嬸には切 り込み 1 0を設けて、 ネジのしめつけ最終段階において前記 凸部 1 0 と接触するように構成し、 合成樹脂の持つ弾力性に よつて一層のゆるみ防止効果を発揮するものである。
[0025] —方、 被固定物 3が無い場合に、 端面 8及び 8 ' の差を設 ける代りに、 ポル ト 1 のフランジと、 ネジ切部の境目 1 1 に 凸部を設け、 この凸部が、 二重简ボス 7を押圧するよう構成 することもできる。
[0026] なお、 ボルト 1及びナツ ト 2の双方に合成樹脂を用いる場 合には、 まず、 ボル ト 1 の材質として、 比較的硬く 、 圧力に よる変形の少ないものを、 また、 ナッ ト 2の材質としては、 比較的弾力性に富み、 圧力によって変形し、 圧力を取り去る と再び元の形に迅速にもどる性質のものを使用するのが望ま しい。 例えば同じ樹脂を用いてボル ト 1を炭素繊維又はガラ ス繊維強化樹脂とし、 ナツ ト 2を非強化のものとすることが できる。
[0027] 以上、 第 2図 (A ) 及び ( B ) 並びに第 3図 (A ) 及び
[0028] ( B ) に基づいて本発明の好ましい実施例を.説明したが、 本 発明の範囲をこれらの実施例に限定するものでないことはい うまでもない。
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲 1 . 合成樹脂製雌ネジと金属製雄ネジ、 又は合成樹脂製雌 ネジと合成樹脂製雄ネジの嵌合に際し、 雌ネジの中心に、 二 重筒状のボス部が形成されており、 雄ネジは、 該內側ボス部 に嵌合するよう構成し、 かつ、 ネジのしめつけの最終段階に おいて該内側ボス部の終端が雄ネジのフラ ンジ部又は被固定 物によって押圧されることにより、 雌ネジの材料である合成 樹脂の弾力性のため、 ボスのネジ部が多少変形し、 該雄ネジ の铀を直角方向に圧迫するよう構成したことを特徴とするゆ るみ止め付ネジ。.
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同族专利:
公开号 | 公开日
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EP0223856A4|1990-11-28|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1986-05-22| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1986-05-22| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CH DE FR GB IT NL SE |
1986-07-08| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1985905666 Country of ref document: EP |
1987-06-03| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1985905666 Country of ref document: EP |
1991-07-12| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1985905666 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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